ドラマニコントローラ改造化計画2 Page2
元のコントローラーの裏のねじをはずして開けるとこんな感じです。
元のコントローラーには基板からそれぞれのピックアップへ配線がのびているだけなので、このピックアップへの配線をそのままMIDIパッドにつないでいくだけで使えます。
ただ、ピックアップには極性があるようですので、逆につなげるとうまく振動を拾えません。気をつけましょう。
コントローラは使わないなら大きくて邪魔なので、今回は基板とPS2への配線部分だけを利用することにします。ピックアップへつながっている線を全部はずしてしまいました。
フットペダル端子はそのまま使えますが、基板をケースに組み込んだほうが美しいので今回はケースに端子をつけてそこへ基板から配線しました。[画面左側]
MIDIのパッドにはピンジャック(標準マイク端子と同じ大きさ)がついていますので、それの受け口をケースにつけ、それぞれを基板に配線しました。[画面上側]
なお、今回はスネアドラムの部分にリム付きのパッドを購入しました。リムとパッドの両方の信号を出せるため、これのジャックはステレオジャックになっています。このうち片方の端子の入力のみを引き出すために切り替えスイッチをつけておきました。[画面右側] リム付きでないものを揃えれば必要ありません。
ケースを外から見たところはこんな感じです。それぞれ接続した状態です。
シンバルパッド(PCY60)および、リム付きドラムパッド(TP80s)には感度の調節を行うボリュームがついていますので、それをめいいっぱい[+]側にまわしておいたほうがいいでしょう。そのままでは強めに叩かなくては反応しませんでした。
また、ドラムパッド(TP60)は感度調節ボリュームがついてない上に、デフォルトがかなり強めに叩かないと反応できない状態でしたので、中の基板の抵抗を取り替えたほうが良いと思います。
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なお、改造を行うとメーカーの保証は一切ありませんし、改造によってもたらされた損害は全て自分の責任となります。
また、この改造による損害は私Sho8も責任を負いませんので、自己の責任によって改造に挑戦してみてください。
更新日 2000.07.02
Sho8